卓郎は辟易した。まるで日課のようになってしまったコンビニでの買い物をすませ、向かう先の信号が、ほんの10メートル先の信号が、まさに赤に変わる瞬間を目撃してしまったからだった。 しかし、直後に卓郎は思わずほくそ笑んだ。何故ならその彼の家からも…
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