○勇伝

そうそう。とりあえず、夕飯に関する武勇伝をひとつ。
僕は最近、金銭的にも厳しいので、家で食うときはだいたい自炊してるんですけど、昨日、例の炊飯器で角煮(もどき)を作ったんですよ。あの、ちょっと前に流行った、炊飯器は圧力釜として使える万能調理器だってやつっすよ。僕も前からたまに使うんですけど。カレー作ったりもしたし。
参考URL http://allabout.co.jp/gourmet/cookingabc/closeup/CU20030220a/index2.htm
まぁ、僕はあまりレシピ見て料理する方じゃないんですけどね。どうしても欲しい情報があるときは見ますけど。あとは勘。ずっと言ってる名言は「料理はジャムセッション」ですから。
あ、なんかこれじゃあ、ジャムるとき理論とかまったく考えてなさそうだなぁ。そうでもなくて、ある程度、基本はあった上で、あとは勘―経験に基づくものもおおいに含む―でって意味ね。話がそれました。
戻します。
で、その角煮もどきが、豚ブロック(カレー用)と人参ジャガイモ、葱、そして強力補強外国人枠にはエリンギ!ってな感じでコーラとか醤油とかぶっかけて作ったんですけど、何を血迷ったか、俺ご乱心、乾麺の蕎麦も一緒にぶちこんだっすよ。
そしたら、基本は美味いんだけど、蕎麦がキツイと。アイツと同じチームではプレーしたくないと、みんな口を揃えるわけですよ。だから、蕎麦だけは2軍送りにしまして、別にとったんですけど、昨日はそのおかずだけで腹いっぱいになっちゃって、蕎麦残したわけですよ。でも、せっかくの蕎麦を、捨てるのももったいない。
で、やっと本論!昨日のタモリ倶楽部で、タモさんがじゃこをカリッカリに炒めて豆腐にのせて食う料理を作ってて、美味そうだなぁ〜なんて思って。ん?じゃこはないが、蕎麦ならあるゾ…
よし!蕎麦細く切って炒める!油多めでちょっと揚げの雰囲気も加えつつ!!そしてそこに昨日の残りのネギ!長ネギ!!こいつを強火で炒める!!!
てな感じで意気揚々と炒めまして。多少コゲ付きまして(そういえば古い思い出に、幼稚園の工作で、黒い紙を細長く裂いたもので“コゲ付きラーメン”(当時の僕にイカスミなどという発想はなかった)なるものをこしらえたときに、クラスメイト(名前は忘れた)にぼそっと「焦げたの食べると癌になるよ…」と言われ、当時かなりショックだった、なんてのがありますが。)、で、〆にちょっとラー油なんぞ垂らし。そいつを、ご飯の上に盛るわけですが、冷蔵庫をあけたら、もやしが目に飛び込んできたではないか!!目が痛い!って当然実際に飛び込んできたわけではなく。
そこで、フライパンの焦げ付きを落とし、今度はモヤシを炒める!!サッと炒める!豆板醤なぞ入れてみる!当然ラー油も!そこにちょっとだけ醤油!なんて素人料理を展開し、只のご飯ではつまらんので、所謂“卵かけご飯”の上に盛り付ける。
いや、文章で読んでどう思うかわかんないけど、美味かったよ。蕎麦は奇跡の復活を遂げた。ラー油の辛さで誤魔化しているわけでは決してなく。ちゃんと、昨日の角煮時代に得た、染み込んだ味もある、という。そこに、食感を補うのは名バイプレイヤーもやし!もやし!MO・YA・SHI!!
そして卵のマイルドさと辛味が絡み。
まぁ、到底市販できるレベルではないし、よく考えたら飯の上に蕎麦って、炭水化物on炭水化物だけど、それなりに美味くて安いし、良し!

こんな時間だと、一人でちょっとハイになってしまって、長々書いてしまいましたが。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。
それでは、ごきげんよう