たぶん最初に書こうと思ったのは違うこと

いっつもそう。何か、「あ、コレブログに書くくらいのネタだなぁ」なんて思ったものは一日に何個もあるんだけど、いっつも忘れちまう。で、覚えてるときとか、たまに長くなるんですよ。

今日は、

部屋の模様替えの予定が、久々にアイバニーズの方のギターを弾いたら楽しくって。まったく模様替えせず。構想は進むが。
しかし、今日、なんとなく気が向いたからすっごく久々に、――おそらく2年ぶりくらい――ヤング・ギター誌を買いましたよ。ここではわりとそんな話ばっかり書いてるから、今も毎月買ってんじゃないの?くらいに思われてるかもしれませんが。
表紙巻頭から王者ですよ。王者ってのは、分かる方は分かると思うんですけど。この某YG誌においては有名な人はだいたいこういう風にタイトルをつけられてるわけです。
で、「王者」は言わずと知れたネオクラシカルの祖!(まぁ、本当は祖はブラックモアだろけど)速弾き王!(まぁ、「世界最速」はインペリテリだけど)偉大なるマンネリ!!イングヴェイ・J・マルムスティーン氏なのですよ。他には例えば「暴拳王」=ザック・ワイルド、とか、スティーヴ・ヴァイ=「奇才」だとか。
で、表紙巻頭から新作発表の王者ですよ。正直もう興味は無いですけど。それより他誌で立ち読みしたヴァイの新譜の方が欲しいし。それから、再結成エクストリーム絡みでヌーノ!ソロ作発表のキコ!同じくソロリリースのジョンペト!と3年前の僕が飛び上がるような豪華ラインナップなわけですよ。あと(02年の『NATURAL BORN CHAOS』アルバムは(デヴィンのプロデュースのおかげで)良かった)SOILWORKとか(プロモがものすごいださくて傑作な)HAMMERFALLとかも出てて。正直EUROPEとかジョン・ノーラムとかはどうでも良いし。


そんなこんなでギターを弾いていました。すいませんでした。

ところで、

その雑誌絡みで、日本の若い世代のHMバンドのサイトを見まして。2バンドほど。良くないこと書くんで名前は伏せますけど、そこで音源の試聴ができるようになってたからちょっと聴いたんですよ。そしたら、ひどいねー。
あるバンドは、まぁ、曲は普通程度なんだけど、サビ終わって感想がまんまANGRA!まんまドリームシアター!なわけです。そりゃ、楽器は僕の何倍も上手いでしょうけど、歳もそんな違わないのに。でも、なんつーか。まぁ、昔からこの国の音楽の大半が、海外のものの模倣みたいな面もありますけどねぇ。自分がやってることだって実際その域を出てないことも多々あるでしょうし。少なくとも現状では。
でも、つまんないなぁ、と。ライブ見たら迫力とかあるかも知れないし、魅せ方も上手いかも知れないし(外タレの前座とかもやられてるようなので)それなりに良いと思えるのかもしれないけど。むしろ大好きかも知れないけど。
でも、影響を受けたって言うには食ってすぐ吐きすぎだろって言う。もうちょっと咀嚼やら消化やら吸収やらしてから糞しようぜって言う。(食事中の方すいません)
俺に本気でこのテの曲書かせたらもうちょっとわかんないようにパクるのになぁ。と、言ってみる。
※音楽とパクりの話は長くなるので今回はこれ以上触れませんが。


で、もう1コのバンドは、日本人のコレ系にはありがちなんだけど、歌の線が細い。っていう。これは俺の方が〜とかは何も言えないけど、日本人であり、HM/HRの1ファンである人間としては寂しい話よね。ハイトーンは結構出る方いらっしゃるんですけどね。
まぁ、結局お前が外タレ崇拝かよって言われたら今日の日記としては返す言葉も無いですが。でも影響とかパクるとかじゃなくて、単に技術的な問題としてね。
もうちょっと芯がある声出ないもんかね。楽器演奏は(少なくとも音符追うのは)上手な方多いと思うんだけど。我々眼鏡で出っ歯で勤勉なJapaneseとしましては。練習してるしてね。別にジャパメタファンじゃないから、そんなに多くを聴いているわけじゃぁないけれど、今まで日本のこういう系でこの点に関して僕の理想にまで達してるのは下山武徳くらいですよ。本当に。悪いけど二井原さんとかはいま一歩な気が否めません。勿論、二井原のヴォーカルは総合的に見ればとても魅力的ですが。でも個人的にはそんな好きじゃないですが。あくまで、僕の主観的判断ですよ。影山ヒロノブも良いって説もあるが(笑)。ってかJAM Projectか。最初の方の。
いや、でも下山はその点は凄いと思ったけどねぇ。アルバム一枚しか聴いてないけど。

ま、そこがウィークポイントなら他でカバーすりゃ良いんですけどね。
全部で10が最大だとして、そこが、−2だったら他を最大級にすれば8にはなる。8ありゃ立派だよ。若しくは他を更に伸ばせば−2を相殺して、更には10を超えちゃうほどになるわけだぁよ。

あぁ、そういえばさかもとえいぞうは嫌いじゃないなぁ。

と、気付けばまたHM/HRの話で深夜に一人エキサイトしてしまった。


なんかこんな話ばっかりでごめんなさい。もうすぐここのカウンターも2000行くし、もうちょっと大衆受けする内容でも書こうかなぁ。

大衆迎合主義迎合主義で。天邪鬼にひねくれたい性格だけど実は全くポップな、ポピュラーなものが好きなのです。分かりやすいものが。でも、「わかんないやつはわかんなくて良い」的なものにも好きなものはいっぱいあるけど。あぁ、どっちなんだ。

ま、わざわざここを見てくれてる人がいたとしたら、結構今回みたいな話も面白がって読んでくれたりして。そうしてまた他人にはたまた名も知らぬ読者にまで、甘えて生きていくのであった…

つづく。