スタンバイスイッチの強迫観念

今、寝ようとして、なんだか今日は気分的に音楽を聴きながら眠りたいなんて久しぶりに思ったもんだから。パソコンで音楽をかけ、もったいないからモニタの電源だけ切って寝ようとしてたんだけども*1。僕の目の前には小さな光がいっぱい。

スピーカー、PC、テレビ、コンポ、キーボードのNumLock。部屋の電気を消すと、なんだか何人もの人に睨まれているような気がして、とてもおちおち寝てなんていられないくらい。


暗闇に光るスタンバイスイッチは、明日があるって思ってる証拠。


また次に使うことを考えてのスタン・バイ状態。勿論、まだまだ明日はあって欲しいけど。
たまに、刹那的、と言うか、たとえば、この一ストロークに命をかける。次のストロークどころかフォローもリターンも考えず。とかそういうのって憧れたりはするのだけれど。


そういう気分になる瞬間も(あとで思い出すと)少なからずあるのだけれど。


何もスタンバイじゃなかったら、逆に怖いのかもね。逆にね。
何も、次へに準備が出来ていない状態。まぁ、行き当たりばったりと言うか、そういう瞬間は(あとで思い出すと)少なからずあるのだけれど。ね。


まぁ、もっと明日のことを考えるなら、―特に物質的に考えるなら―スタンバイ状態なんてやめて主電源をおとして、少しでも資源を節約したら良いんじゃないかな。

そう考えると、たかがスタンバイスイッチの光くらいなんだ。


星の夢にくらべたら、僕らなんてみんな一瞬。

*1:僕の家のミニコンポはCD部が壊れているため、CDはパソコンかポータブルプレイヤーかMTRかPS2でしか再生できないという現状。おそらく、母から受け継いだ家電破壊体質によるものと思われる。この体質についての詳細は今後語られるものとする。