嚆矢

ちょっと書いてなかったかな。面白い思いつきはいっぱいあるんだけど。


いかんせん、書く時間、が。


えっと、今日は雨が降ったね。美容院の人が傘貸してくれてよかったです。しかし、コレいつ返しに行くべきか・・・。たぶん、次髪切りに行くのすげー後だし。かといって、明日行くってのもなんだか。


あ!5月24日だよ!!


そうして、僕の中の音楽のムーヴメントはまたプログレへ。


久々に『プログレッシヴ・ロックの哲学』(著:巽孝之/平凡社/2002)なんか読んだりして。面白い部分もあるけど、やっぱり、これはどうも巽氏本人が言うように“いわばひとつの「失われた音楽」に捧げるオマージュであり、それ以上でも以下でもない”ものだなぁ、と。しかし、レフュジーは聴きたくなるね。あと、EL&Pの『展覧会の絵』とかも聴きたくなったりね。そう、その辺の分野の人たちの間では、ビートルズの『サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド』がプログレの嚆矢なんだと。まぁ、わからなくはないが。と言うか僕が唯一CDで持っているビートルズですが。(最近は『マジカルミステリーツアー』とかも欲しいけど。)


そうそう。ドリームシアターの話。あれは、「健全なヘヴィメタルである」と、ここ1年くらい思ってるんですけど。いや、メタル、大好きなんですけどね。
プログレメタルだとか、ラッシュ・ミーツ・メタリカだとか言われたりしたし、明らかに“ドリームシアター以降のバンド”ってのは存在するし、“ドリームシアター以降のアプローチ”ってのもあると思うけど。しかし、元来ヘヴィメタルってものの原初にあったバンドのうちのひとつであるレッドツェッペリンは「プログレ」なとこあるし。アイアンメイデンも、それこそメタリカにせよ、いろんなバンドがかなりプログレ的な要素を含んでて、確かにドリームシアターにはそれが顕著でわかりやすいんだけど。つまり、生まれついて持っていた性質のひとつが顕在化しただけである、と思うわけです。もちろん、そっち側じゃない発展というか、成長というか、もそれぞれあって、今もいろんな「メタル」があるわけですが。

つまり、「進歩(progress)」ってのをある種ダーウィン的「進化」と同等な目で見るなら、ドリームシアターは只のヘヴィメタルなわけです。


あー、こんなこと書くつもりじゃなかった。こんなはずじゃなかった。って?


「こんなはずじゃなかった」なんてことはないんですよ。
「こんなはず」の根拠が無いなら。夢なら。幻なら。


すべての運命と素直に響きあって、調和して、ってのが大切だと思いますが。勿論、運命って言ったからって、何もしなくて良いわけでもなんでもなくて、いつも美しくある意識を持っていくのが良いかと。と、言っても僕がその「理想」に届いているかと言えば全然そんなことはなくって。
あーぁ。こんなはずじゃなかったのに。