空間を捉え、時間を捉える

と、いうことで、ここ2日ほど、やこぜんずというバンドさんのレコーディングのお手伝いをしておりました。


レコーディング、記録すること。なんですが。


まぁ、たしか誰かの受け売りですけど、レコーディングなんて日記みたいなもんだ、と。あくまでその日の自分を記録するだけだ、と。明日には違うかも知れないけれど、そのとき、その場所で、最高若しくは妥協できる範囲内のことを出来ればよいのだと。妥協はできるならしたくないけど。ただ、見切る、とか諦める、とかも重要で。時間の制約があるなら尚更。僕は所謂「完璧主義」の人間ではないし。


最近、当たり前だけどすごいと思ったのは、50年くらい前の録音物とかを聞いたりして。それが生々しく録ってあるもんだから、もう、なんとなくその部屋の広さとか、材質とか、勿論予備知識に助けられてる部分もあるんだけど想像できちゃうんですよ。すごいなぁ、と思ってね。
たとえば、50年後に、今日の今、この時間この部屋で、今日の体調の僕の声を録ったものが聴かれたとしたら。まぁ、今何も録らないですけど。


日記なんだから、この文章とも同じで、そのときはそれが良いと思って書いても、後で見たらすごい恥ずかしかったり。それが1時間後なのか1日後なのか1年後なのかは違うけれど。


その日のうちに、技術的に出来なかったことができるようになる、なんてそうそう無いわけで。勿論、出来ることもあるし、そんな偶然が最高のレコードを作った例だってあるだろう。けど、時間は刻々と過ぎていき。偶然に期待するんなら、せめて、その偶然で行ける場所以外の周りは完璧にあらかじめ固めておかなけりゃなんない。10メートルジャンプするよりも、足場を固めて、5メートルジャンプするほうが、まだ可能性は多いわけで。


と、いうことで、今日は昼にたべたきじとろ丼以降何も食っていなくてお腹がすいたので、コンビニにでも行きたいと思います。


11月にモトリークルーが来ます。トミー込みのモトリーが生で見られるなんて!チケットとれますように。って言うかトミー・リーのドラムは最高ですよね。今も昔と変わってないのかなぁ?下手したら僕の親父でもおかしくない年齢の人たちが今でもロックンロールし続けてるってのは。そんなこと言ったらストーンズとかどうなるんだ。って話ですけど。