CDメモ10月3日分

Early One Morning

Early One Morning

アイルランドの、プログレ・フォーク・ロックバンド。ってなんだそれ。良い・・・んだけど、アイリッシュトラッドとフォークとロックがわりと別別にある感じなのね。悪くはないのだけれど。あんまりフォークではないかな。でもバイオリンとかかなりあるしね。急にオルガン来てプログレ臭がしだしたり。1973年の唯一作、だそうです。★★★★☆

星マーク10コも打つの面倒だし、アレな気がしてきたんで、また5コ満点に戻します。

Io Come Io

Io Come Io

イタリアプログレ。イル・ロヴェッショ・デラ・メダーリャ、略してイルロヴェ(嘘)*1の1972年発表2nd。邦題は、『我思う故に』。なんでもヘーゲル実存主義をコンセプトにしたアルバム、だそうで。どこが実存主義なのか、イタ語わかんない上に輸入版だし、全然わかりませんけど。しかし、イタリアのバンドはやっぱりイタリア語で歌ってた方がかっこいいものです。そりゃ、世界だとかヨーロッパ規模でも、売れたいなら、英語の方が良いのかも知れないけどね。基本的に僕は、イタリア人はイタリア語で、ドイツ人はドイツ語で、フランス人はフランス語かトバイア語で(笑)、歌ってるやつの方がすきです。★★★☆☆。4曲28分しかないのも寂しい。

Enigmatic Ocean

Enigmatic Ocean

フランス人ジャズ〜フュージョンバイオリン奏者、ジャン-リュック・ポンティ、略してリュクポン(嘘)の77年作。前に、“Mystical Adventures”を聴いたんだけど、そっちの方が好印象かな。なんか、これはむやみに弾きすぎな気がする。音もいまいち魅力的じゃないし。なんだろうなぁ。でも、これで彼は一躍有名になったんだから、きっと素晴らしい作品です。★★★☆☆このジャケ、なんか誰かに似てる気がするんだけどな〜

Leftoverture (Exp)

Leftoverture (Exp)

Now Listening。出身地、バンド名にしちゃいました。でお馴染みカンサス。たぶんこれが一番有名でしょう。76年の4枚目かな。なんと言っても1曲目、“Carry On Wayward Son”は名曲でしょう。カンサスは、べストだけ持ってて、この曲とかは前々から聴いてたけど、やっぱりすごい曲だなぁ。彼らの得意な部分と、プログレのわかりやすいとこを上手く融合させられてる。流石は「プログレ・ハードの雄」だな。そう、分かりやすくプログレなんだけど、決してそれがつまらないものじゃないの。しっかりしてる。他の曲も良い曲多いしメロディーが良いんだよね。あと、それとぴったりなボーカルの声。まさにこれぞカンサス。★★★★☆

ところでカンサスは、もっと後の、スティーブ・モーズが入った頃かな、『Power』アルバムを聴きたいんだが。某カンサスでググると出るサイトさんで、「6曲目の「Musicatto」のイントロを聴いてお気づきの方もいる通り、この頃の彼らは日本のゲーム・ミュージックにもたいへんな影響を与えている」ってことでアマゾンで視聴してみたんだけど、本当に、思いっきりそうなのね。植松さん、自称プログレ博士だけど、それはストレートにインスパイヤされ過ぎでわ!?って思っちゃうくらいに。他にもFFにはEL&Pっぽいと思う曲とかもあるしね。って言うか、ゲーム・アニメ音楽界の方ってプログレ好き多いですよね。日本で今それなりに名のあるプログレバンドとかって、実はアニメとかゲームの音楽を多くやられてる方がやってたりしますしね。まぁ、その気持ちはなんとなく分かるんですが。みんなどっちが先なんだろうね。

ガールズ、ガールズ、ガールズ

ガールズ、ガールズ、ガールズ

モトリーファンだと言いながら、今まで聴いてなかったアルバム。今まで何度も買おうとは思ってたんだけど、いっつもタイミングが合わなかった。で、先日ブックオフで勢いに任せて購入。僕の一番好きなモトリーのアルバムは、たぶん『Theater of Pain』なんですけど。あのお薬漬けな頃の。このアルバムに入ってる曲も、「WILD SIDE」とか「GIRLS,GIRLS,GIRLS」とかは聴いたことあったんだけど。どうにもなんか、このアルバムは雰囲気が重たい気がする。ライナーにも、今までのイメージを変えてマッチョ路線で・・・なんて書いてあったけど、まさにそんな感じ。俺にとってモトリーは、もっとグラマラスで、いかにもバッドボーイでなくっちゃ。全然悪くないけどさ。特にアルバム前半の方がスネアの音なんかも俺の期待するトミーの音じゃない気がしちゃったけど、視聴環境のせい??とかなんとか言って『Dr.Feelgood』アルバムとかも大好きだしなぁ。なんだろう。明るさ、みたいなやつが無いのかなぁ?いや、『Theater〜』は全然明るくないぞ。1987年。4枚目。★★★★☆

あと一枚で今日はやめときます。

マイルス

マイルス

音楽の話してて「マイルス」っていうと必ず、「デイヴィス?」って返される、でお馴染みのバンド。全然デイヴィスでは無い。むしろ、検索するときにマイルス・デイヴィスがあり過ぎて大変。だが、改めてマイルス・デイヴィスの偉大さを痛感。で、このバンドは?
実は「miles」は「smile」のsの位置を最後にしただけだったり。いや、本当のバンド名の由来は知りませんよ。これ、適当言ってるだけですからね。で、『フランスからTAHITI80、ドイツからmiles』の帯台詞でお馴染みのこのアルバム。2000年の1stですわな。まぁ、そういうこってす。この帯の言葉が物語ってますが、僕はタヒチの方が好きです。って言ってもそんなに近いわけでもないけどね。ただ、こういうポップなバンドっていう。シンセだピアノだも入ってるけど。この後の2ndはもうちょっとパワーポップ寄りになったとかならないとか。未聴ですが。そもそも、これは、前に先輩に薦められてレンタルしてMDで持ってたんだけど、そのMDを友人に貸しっぱなしでして。どうせなら、中古でみつけたし買っちゃっても良いかなー、と。いや、今思い出してたら、結構タヒチっぽいとこあるかもなー。うーん。★★★☆☆

ふー、寝なきゃ。寝るときは、音楽よりラジオ(録音含む)。

*1:だいたい、“イル=il”は定冠詞だからね。いちいちザ・ビートルズって言わない感じで、むしろ日本では『ロヴェッショ・デッラ・メダーリャ』呼ばわりか?ちなみに、意味は、「メダルの裏側」だそうです。たしか。