エフェクター記事ばっかりになってきてますが。
それにしても腰が痛い。


今日は前からやろうと思ってた、初の「改造」にチャレンジしてみました。
って言っても、簡単。時間もあんまりかかんなかったし。


何に手を入れたかと言うと、こちら

写真が下手なのは仕様です。
みんな大好きARIONのMTE-1、TUBULATOR!
ツブレタですよ。
暇な人は、音屋で2500円だから買えばいい。
ARION ( アリオン ) >MTE-1 送料無料 | サウンドハウス
僕も、写真のように2台買って、一台はオリジナルのまま。
もう一台は改造用です。左が改造機。2500円だから、失敗しても怖くない!


こいつをエフェクター自作界隈では有名(だと思う)なギターエフェクター専門 エフェクター・レビュー【松美庵】さんのページを参考に改造しました。
参考って言うか、まんまですが。
そのページはこちら
http://matsumin.gozaru.jp/contents/effector/tubulator/tubulator_mod.htm


「昇圧化」ってやつです。
どういうことかと言うと、電源の9Vの電圧を18Vにしてぶっこむ、っていうことです。
ごめんなさい。理系なことはあんまりわかりません。勉強中です。


松美庵さんは他にもクリッピングダイオードをLEDに変えたりだとか、トゥルーバイパス化だとかやってらっしゃいますが。僕はとりあえず、この昇圧化だけをやってみました。


耐圧の低いコンデンサを耐圧の高いのに交換する、っていうのをやってますが、僕のは、空けてみたら、右上のコンデンサ(基板のC1)が最初から耐圧25Vだったので、コンデンサ1個だけを交換しました。
そして、これは、特に改造っていう改造しない人でも、電池じゃなくてアダプタから電源とる人は全員やった方がいい(5分もかかんないし)抵抗(R1)をはずしてジャンパしました(…で「ジャンパ」って言葉の使い方は合ってるんでしょうか)。まぁ、要は、抵抗を裏から半田はずして、引っこ抜いて、そこをリード線でつないで、また半田づけするだけですな。


そして、9Vを18VにするDC/DCコンバータをちっちゃくユニバーサル基板に組みまして。
めでたく取り付けです。
こんな感じ。

手前のが後からつけたコンバータ部分ね。


んで、音出しですよ。
折角なので、未改造のオリジナルと弾き比べ。


感想としては…
ん〜。微妙。
確かに、音のヌケは良くなった気がする。
ただ、前の方が粘りがあったって言うか。
あと、潰れなくはなったかな。
低音弦・ローポジションは改造後の方が弾いててきもちいい。
コシ、って表現でいいのかはわかんないけど、ちゃんと弦の鳴ってる感じがクリアに出るようになった、と思う。
逆に、高音弦・ハイポジションは前の方が好きかも知れない。
二度目になるけど、前の方が粘る感じがする。
改造後は、たしかに音の(改造だけに)解像度があがったっていうか、クリアさはあがった気がするんだけれども、それを逆にみれば、もうちょっとこもってた方がいいと言うか。粘り気のないスッとした感じになったかな。そこまで大胆な差ではないけどね。
あと、改造後は潰れ感が無くなった所為か、若干歪みが減って聴こえるかなぁ。
しかし、単体じゃあなくて、バンドの中で弾くんなら、やっぱり改造後の方がいいのかな。
んー。
手持ちのフットスイッチがなかったからやらなかったけど、いずれトゥルーバイパス化もしようかな。
LEDクリップにするのは、ちょっとやらない方向で。
暇があれば試してみるかもしれないけど。