突撃隣の巡査部長

まぁ、これからする話に出てくる警察官は巡査だと思いますけどね。


今日、バイト帰りに、吉野家の牛丼が無性に食いたくなって行った吉野屋で、「牛丼は午前0時までって書いてあんだろ!でございます。この文盲様がぁ!でございます」的なことを常識的且つ丁寧な表現で言われ、「牛丼屋のくせに牛丼売ってねぇたぁどういう料簡だぁ!!!」と言う言葉を飲み込み、ついでに牛焼肉定食(大盛)も飲み込み。丁寧に650円を支払った後に「ごちそうさまです」と言い捨てて。
腹いせに松屋で牛丼でも食ったろうかぁ!と思って、信号待ちをしていたらば、警察の方に声をかけて頂きました。いつもご苦労様です。


僕は、あれか?自転車泥棒顔なのかな?
自転車移動していると、結構頻繁に声をかけていただけるんですよ。
あ、オーラかな?オーラ出ちゃってるかな?

以下、会話形式でお送りします。


警「すいません〜。こちらの自転車、鍵ってどうされてますか?」
俺「(またいつものパターンか)これ、ありますけど?」(と、言って、前かごの辺りにぶら下がっているチェーン錠を示す)
警「あぁ、そうですか。すいませんが、防犯登録の確認だけさせてもらってよろしいですかね?」
俺「あぁ、じゃあ、この信号が変わるまでにお願いします」
警「あ、そうですか、じゃあ急いで・・・あ、変わっちゃうかな?・・・変わる、なぁ。
  渡っちゃって、むこうでしましょうか」
俺「あ、はぁ」


青になった信号を渡る俺と警官殿。


警「帰りですか?」
俺「はい」
警「じゃあ、急がないといけませんね」(?)
警「あ、お名前よろしいですか?」
俺「○○○○です(友人に貰ったチャリで登録が彼の名前のままなので、ここで名乗ったのは俺の名前ではない)」


(この辺で信号を渡りきった)


警「○×○○さんですか?」
俺「いえ、○“○”○○です」
警「あ、はい」
警「(無線で)△△交差点から□□(警官の名前)、防犯登録、確認お願いします。えー、◇◇、ゴルフのG、XXXXXX(防犯登録の番号ね)」
警「・・・了解」
警「あ、○○○○さん、確認とれましたんで、ありがとうございます」
俺「あ、すいません、ちょっとお聞きしてもいいですか?」
警「あ、はい…ちょっと待ってください」(と言って無線先に挨拶をして無線を切る)
警「はい、なんでしょう?」


ここからがこの記事の本題だ。
以下、基本俺はニヤニヤしながら話していたと思う。
相手は、なんだこいつ?って感じの目をしてた。


俺「あの、こうやって、よく聞かれるんですけど、「ゴルフのG」って言うじゃあないですか?あれって、なんでなんですか?」
警「・・・? あ、はい、あれはどの文字か間違いが無いように・・・」
俺「(クイ気味に)いや、それはわかるんですよ。アルファベットのGを「ゴルフのG」って言うのは。聞き間違えないように」
俺「そうじゃあなくって・・・みなさん「ゴルフの」Gなんですよ。なんでゴルフなんすか?」
警「それは、みんなそう言いますねぇ」
俺「決まりなんですか?」
警「いや、決まりではないんですけど・・・」
俺「慣例?」
警「いえ、最初の配られるやつにそう書いてあって・・・」
俺「(ほう…)あ、そうなんですかぁ。ゴルフ以外で言う人ってのはいないんですか?」


実は、以前一度だけ、「ジャイアンツのG」って言うおまわりさんに出会ったことがあるのだが。


警「年配の方なんかは、好き勝手言ってますけどね」
警「野球が好きな方なんかは・・・」
俺「ジャイアンツ!」
警「そう、「ジャイアンツのG」とか。Sだったらスワローズとかね」
俺「へぇ〜」
警「色々、言ってみたいと思いますけどね」
俺「! そうなんですか?なんか違うので言ってみたいって思うものなんですか?」
警「私は思いますねぇ」
俺「例えば・・・?」
警「そうですねぇ。ジャイアンのGとか。Nだったら「のび太のN」とか」
俺「(ドラえもん好きかい!!)はははは」
俺「あ、なんかくだらないこと聞いてすいませんでした」(と、言って、立ち去る準備)
警「いえ。それではお気をつけて」
俺「はーい」



と、いうことで。ここ1年間くらい薄っすら疑問に思っていた防犯登録確認時の「ゴルフのG」の謎についてせまってみました。
要は、初期教育で、「アルファベットは分かるようにその文字を頭文字にする単語を言いましょう。GならGOLF」とかなんとか書いてある資料を見せられるってことなんでしょう。どうせあれだ、そういうのを教える側のおっさん警察官たちは、ゴルフばっかしてんだろ?(いや、警察舐めんなって話で、本気で仕事してらっしゃる方々は半端なく大変でしょうけど)
今思えば、もうちょっと突っ込んで聞いてみても良かったけど、それはまた今度にしよう。
G以外のアルファベットがどういう風に表現されてるかも気になるなぁ。


ちなみに、俺は機嫌が良いときには、本名を名乗って、友人に貰った自転車である旨を事細かに説明します。


そして、結局松屋には寄らずに帰りましたとさ。
めでたしめでたし。