S.O.L.A
なんか、略して書くと別のものみたいだけどw
この前書いたFARMERS MARKETを聴かないうちに、大物がきましたよ。
セインツ・オブ・ロスアンゼルス~デラックス・エディション(DVD付)
- アーティスト: モトリー・クルー
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/06/18
- メディア: CD
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オリジナルアルバムとしては8年振り、オリジナルメンバーでは11年振りの新譜!
・・・なのに、人に聞くまでリリースされたことを知らなかった。
で、早速買って聴きました。
とりあえず、今のとこの感想としては、微妙。
決して悪くないし、間違いなくMOTLEY CRUEのアルバムなんだけど。
いささか、SIXX:A.M.過ぎる。
まぁ、ジェイムス・マイケルがプロデューサーだし、
クレジットを見ると、コ・プロデュースにもDJアシュバがニッキーとともに名を連ねてる。
エンジニアも、キーボード/プログラミングもジェイムス。
そもそも、曲作りも、基本的にこのSIXX:A.M.の3人がメインぽいしね。
ミックが作曲にクレジットされてるのは半分くらい。
でも、まぁ誰が曲作ろうが、誰がプロデュースしようが、
それがモトリーのメンバー4人で演奏されればモトリーの曲になるんだけど。
どうにも突き抜けない。
内容として、決してポジティブなアルバムではなくて。
かと言って、ダークだったり、そういう方面にも突き抜けない。
音の面でも、トミーのドラムはもっとトミーっぽさを出せるはずだし、
ミックのギターも、なんかいまひとつラウドじゃあない(もっとローがあるといいのかなぁ)。
全体的に、音がまとまり過ぎてると言うか。
モトリー・クルー!っていう勢いに欠けるのかしら。
かと言えば、曲の内容からして勢いが必要なわけでもなかったりして。
そういう意味では曲と音との全体の方向性もまとまってるし、
うまく、この「SAINTS OF LOS ANGELS」の世界としてパッケージングされてるとも言える。
勢いとか書いたけども、決して速い曲を求めてるとかってわけではなく。
僕の倍の年を生きてきたニッキーをはじめとしたモトリーのみなさんなわけだし。
若さとドラッグで押し切るアルバムが聴きたいわけではない。
(とは言え、ミックは結成時で30なんだけど)
しかし、僕はSIXX:A.M.のアルバムが聴きたいのではなく(それはそれで好きなんだけど)、
MOTLEY CRUEのアルバムが聴きたいのになぁ。
ゴチャゴチャし過ぎちゃったかなぁ。
もっとストレートに。
とかなんとかゴチャゴチャ言えるんだけど、
すげーかっこいいです。
四の五の言わずにデカい音で聴きます。
Mike Oldfieldとロジャー・ジョセフ・マニングJrというどっちも僕が大好きなアーティストの新しいのも買ったんだけど、
当分はこれを聴いてるかもしれません。
ライブでも見たいよなぁ。
あ、DVDはまだ見てないや。
見なきゃ。
あと、ブックレットのミックがすごくかっこいい。