ついに完成!!

…って、この話題、ちゃんとカテゴリ立てて書いたのって第一回だけなんですよね…。


まぁ、それはそれとして、完成しましたよ!
夢のギターが!



※1/28追記:なんか画像が表示されなくなってたので再アップしました。ついでにクリックしたら大きい画像が出るはずです。




Body : USACG Standard T type Alder 2pieces
Neck : USACG Maple 25-1/2 22frets Indian Rosewood Fingerboard ,
    nut width : 1-11/16 , fret wire : 6125 , fretboard R : 7-1/4 - 9-1/2 compound
Tuner : Gotoh SDS510
Nut : Earvana Nut
Pickup : (from neck to bridge)
  Seymour Duncan SH-1n Nickel Coverd
  Wilde USA Bill Lawrence L-290SLead
  Wilde USA Bill Lawrence L-280TN
  Wilde USA Bill Lawrence Original L-500Regular
Bridge : YSW Hardtail


finish : oil finish
ボディは紅殻を柿渋で溶いたもので着色する日本の伝統的な塗装。その後、桐油を数回に分けて塗布。
ネックは桐油のみ。




Steve Morseモデルでお馴染み4ピックアップ!


モーズがMusic Manを使う前、若い頃に使用していた改造テレに憧れてこうなりました。

これですね。かっこいいギターです。


stevemorse.comに掲載されているインタビュー*1によると、ネック側から、ギブソンES-335から取ったハム、Dimarzioのストラトタイプシングル、オールドテレのネックピックアップ、フェンダーのハムだった、とのことで(誤訳による誤認があるかも知れませんが)。それに倣ってギブソンタイプハム、ストラトタイプシングル、テレネック、ともうひとつハム、という構成にしました。
フロントがダンカン'59で、リアがL-500ってのだけとるとヌーノでお馴染みの組み合わせでもあるのです。


…ちなみに、モーズの4ピックアップの改造テレはこちらのジャケットでも見ることができます。

Introduction

Introduction




キャビティはこんな感じ。4ピックアップ向けには彫ってもらえない、ってことで、元々は通常のテレのコントロール部+リア+フロント部だけswimming poolこと弁当箱ザグりにしてもらったんですが、そこからノミで削ってザグりを広げました*2
最後になって、コントロール系一式とピックアップをピックガードに付けて(要はストラト的に)やろうとするのなら、ピックアップ部とコントロール部を繋ぐザグりがないと!ってことに気付いて急遽彫りました。キャビティ内は全体に導電塗料を塗ってます。



で、コントロールは海外のフォーラムで拾った回路図を元に、基本的には現行のMusic Man Steve Morseモデルと同じ配線。それを通常のテレのコントロールキャビティ内に納めました。
コントロールプレートが通常のテレと逆なのは、ヴォリューム奏法が好きだからです。
そもそも、ピックガードをこの大きさで付けてるんだからコントロールプレートはいらないんだけど、それはルックスの好みです。
スイッチ3つもあると大変そうに見えるかもしれませんが、ちょっと弾けば慣れます。
もう慣れましたよ。それよりもL-500に慣れきってないです…



初のコンポーネントギターですから反省点もあります。
まずは、ピックガードの加工が想像以上に大変だった。
しかし、オリジナルの形状にしたかったので、そこはそこ。
電動工具でもあればもっと楽だったのでしょうが・・・。
一応イラレで図面引いたんだけど、結局は出力後に実寸合わせて手作業で微調整だったってのも。
キチンとした形があるピックアップの部分では何故だか方眼紙に手書きで図面引いたりしたし。


それから、見た目のためにハム2つともにエスカッションを付けたんですが、これが問題ありで。
ピックガードマウントでも、なんならダイレクトマウントでもいけたんですが、あえてピックガードにエスカッションマウント。
これが、厄介で、弦がエスカッションに当たってビビるので、弦高があまり下げられない、という…。
まぁ、でも今のセッティングならとりあえずストレス無くは弾けるんでひとまず良しとします。
それよりもピックアップが4つもあると弾く場所がほとんど無くて、そっちの方が問題だったりw


まぁ、とりあえず、こんなところで。これから弾き込んでいってどうなるか、デカイ音出してどうなるか、ですかね。生鳴りは大分デカイですよ。
製作工程の詳細に関しても写真(携帯カメラですが)撮ってるとこもあったりするので、おいおいアップするかもです〜