BGM

そうそう、知らなかったんだけど、植松さんスクエニ退社してたんだね。独立。
で、僕はたしかにゲーム音楽が好きなんだけど、それって、音楽単体で好きなんでは、きっとないと思うのですよ。いや、確かに、音楽単体でもけっこう好きだけど、そこに更に、ゲームで味わったワクワクドキドキやら感動やら、手に汗握る感じやら、また、昔やったゲームとそのときの自分に対する懐かしさやらでより一層、ゲーム音楽ってやつは僕にとって感動的であるなぁ、と。
これはゲームだけじゃなくて、いろんなことに言えるもので、映画のサントラなんか、まさにそうでしょ。名シーンと相まって、良い、と言う。
で、音楽って、過去を思い出す契機になったりするでしょ。あのときは、この曲が流行ってたなぁ、とか。この曲を聴くと思い出す風景、みたいなのがきっとみんなあると思うんです。つまり、人生のサントラ。人生のBGMとしてね。
また、別の話だけど、初めて聴く曲でも、なんらかの風景を想像できるものはあるでしょう。それこそ人それぞれだろうけれども。
で、何が言いたいかと言うと、サントラとして作られて、その本編も知ってるもの、ゲーム音楽だったらゲームもプレイしたもの、映画だったらストーリーもちゃんと見たもの、そういう曲はその曲の風景が限定されるなって思ったんです。
どこまでも広がる想像力の世界じゃなくて、誰かの創造した世界を連想する。
勿論、そのための、その世界を盛り上げるためのBGMなんだから、それで良いんでしょうけど。BGMなんですからね。バックグラウンドなんだから、前にきちゃだめなんだな。

まぁ、限定されるって言っても、例えばゲームなら、ゲームのシーンと共に、それをプレイしてたときの自分を思い出すから、完全にひとつに決定されるってことは有り得ないのですが。シーンの見方や、そのときの感情も人それぞれ違うからね。

いとこの結婚式に風邪でいけずに家でひとりやったマザー2の画面はいまだ覚えてます。グレープフルーツの滝のとこでした。
初めて自分の部屋にテレビを買って、徹夜でやったFF7も覚えてます。

さぁて、久しぶりにゲームでもするかぁ。