ゲップー

今日書かなければいけない分のレポートも書き終えたので発泡酒でも飲んで寝ようとしているところなのですが、酒の肴にネットサーフィンしてたら、なんとなくHIGH and MIGHTY COLORの曲を試聴してしまいました。感想としては、J-POPじゃん、と。決して悪い意味ではないですよ。そしてただ、J-POPの後ろでヘヴィサウンドを鳴らしてるだけじゃん、と。でもそれってちょっと凄いんですよね。それがある程度売れてるってんならなおさらです。レコ大新人賞かなんかとったんでしょ?良いなー。別に欲しくないけど。いや、くれるんなら頂きますけど。そもそも自主制作ですらレコード出してないので。


思うのはさ、7弦ギターのヘヴィネスをアイデンティティにするのはどうか?ってことですよ。
そういう僕は5弦ベースしか持ったことないベーシストであったりするんですが。
でも、僕は、少なくとも、その5弦目はヘヴィさとかアグレッシヴさのために張ってある弦だとは思ってないですからね。

そもそも、ヘヴィにしたいから、もっと低い音を弾くってのは僕は違うと思う。そう言うとかなり多くのギタリストやらベーシストを敵に回すことになりそうだし、僕の好きなミュージシャンでさえ何人か相手にすることになりそうだけど。
いやね、たしかに、低い音って弾くと気持ち良いんですよ。ギターのチューニング下げたことある人なら分かると思うんだけども。僕も昔は雑誌見て、こいつがそうしてんならためしにやってみっぺとか思って6弦をAまで下げてみたりとかしたことはあるんですよ。で、さらにドロップチューニングにでもして5、6弦をセーハしてヘヴィっぽいリフっぽいのでも弾けば気分はKORNやらなんやらですよ。率直に言って楽しいですよ。


でも、それってどうなのか。音程ははっきりしなくなるし、無駄に低い音の音圧ってけっこう面倒なんですよね。こっちからしたら。


そういう意味でも、ヘヴィさに関してはデイヴ・ムスティンなんかの考え方、つまりチューニングを下げるんじゃなくて、弾き方とかフレーズでヘヴィにするって方がよっぽど僕には理にかなっているし、取り組み方として謙虚だし信頼できるものだと思うのです。


そういうわけで僕はKORNに関しては感想を求められると「ライブで見たり、自分がやったら楽しいだろうけど、CD聴くもんでもない」とかって答えちゃうんですよ。あ、勿論、ちゃんと聴いたこともありますからね。聴かず嫌いではない。


でも、ポップスの裏でヘヴィでアグレッシヴなギターサウンドが鳴ってるってのはちょっと憧れますね。一時、本気でヘヴィ・メタル・ファンク・ポップスを考えてましたしね。ちょっと今は本気でやる気はしないですけど。ヴォーカルは勿論ロリータなウィスパー系ですよね。それにゴリゴリの速くて重くて激しくて切れ味鋭くて、なおかつファンキーなギターが絡む、って言うね。今度ためしにデモでも作ってみるかなぁ。



ところで、なんでもできるようになったら「できないことがある」ってことができなくなるってのはダメ?


僕はどっちかって言うと、なんでもできるようにはなりたいけど、そのなんでもにも制限があったりして。決められた枠の中で、いかにその枠を違った角度から見て奇想天外なアプローチをするか、だとか、いかにその枠の中で最大限のことができるか、とかの方が燃えるタイプかな。たとえば、ドラクエ3一人でクリアとかさ。まぁ、以前やってバラモス倒せなくて断念したけどさ。(ちなみに、最初に断念しそうになる関門は2度目のカンダタであることは言う間でもない。)


そんなこんなで。ロックをやるにしてもポップスをやるにしても。僕はエレクトロニカの視点ってのをどっかに持ったままやりたいと思ってますよ。


あと、実は僕も数学的な思考はけっこう好きなんです。苦手っちゃ苦手ですが。
数学的なアプローチをいかに音楽的に溶け込ませるかっていう挑戦も前からちょっとづつこっそりやってたりするし、今後もやると思います。



今年の目標はいくつかありますが、その中のひとつに「なぞかけ」がスラスラ出来るような人間になる。というものがあります。



だめだ。今ちょっと7弦ギターでなぞかけしようとしたけどひどすぎるのしか浮かばないので今回は自粛。


それではごきげんよう