四半世紀

「四半世紀」って素敵な表現だと思いませんか。
僕は思います。


「半世紀」で50年。そこで4分の1世紀には「四半世紀」ですよ。


なんでも「師範」と呼ばれるほどにある一つの道を究めるのには最低でも25年は必要だかららしいです。「師範世紀」。うそです。


でも、「師範になるには四半世紀」ってちょっとした良い標語じゃないですか?


「師範には、四半世紀。」


ほら、これでもう気分は糸井重里ですよ。


「四半世紀で、師範代。」


内容に変化が見られたのは気にしない。こっちの方がぴったりくるかなぁ。

でも、上の方が映画のキャッチコピーとしては適当な気がする。


僕はまだ四半世紀も生きてませんが。五半世紀ちょっとですか。そんな表現あるんだか知りませんが。


何かコラムっぽいことは仕事中以外はだいたい考えるんだけど、ここに書くときには忘れている、というのが毎度お馴染み。結構ひとりごとで発語してるから、自動書記でもあればなぁ。


ところで、昨日、バイトを終えて帰宅し、テレビを点けるとテレビ朝日で「笑いの金メダル」とか言う、当初のコンセプトとは大きく変わっちゃったけどまぁ良くね?みたいな番組がやってました。その中で、なんか「芸人ブラックジャック」みたいなゲームをしていて、簡単に言うと、選んだ芸人が1分間ネタを披露して、その観客である小学生たち(男女半々くらい)が口にくわえたピンポン玉を落とした数がブラックジャックで言うところの引いたカードの数になる。というものをやってたんですよ。仕組みとしては口にくわえたピンポン玉を落とす=笑う、ってことですね。


小学生が、口に、ピンポン玉を、くわえて、否、咥えて、いるわけですよ!!


これ、見る人が見たらよだれ玉を咥えた小学生!!!じゃあないか!!!


ゴールデンで流して良い映像なのか!?




・・・えー、解説します。


よだれ玉、a.k.a.ギャグ・ボールですよ。ギャグ(gag)=猿ぐつわ。です。英語です。ボール・ギャグとも言うらしい。一般的に見れば立派なSMアイテムのひとつですね。(そうですね。)まぁ、僕にはSM趣味は基本的にはありませんけどね。(そうですね。)SかMかで言ったらMな気はしますが。そんなことはどうでも良いことで。
ギャグ・ボールっつうのは要はよだれ玉って言うくらいなんだから、着けてるとよだれが出てくるんですね。表面に多数の穴が開いているのが一般的ですか?大きさはゴルフボールくらいなんじゃないの。そして、当然猿ぐつわなのですから声は出せないわけです。呻き声は出せますのでご安心ください。
まぁ、試しに、どこのご家庭にもあるところのピンポン玉をくわえてしばらく過ごしてごらんなさいな。よだれ、出てくるっしょ?
まぁ、僕にはSM趣味は基本的にはありませんけどね。


ただ、もっとカジュアルなギャグ・ボールの使用なら素敵だとは思っています。例えば、誰が良いかな?そうね、誰でも良いんだが、掘北真希なり宮崎あおいなり夏帆なりとにかく貴方のお好きな女優さんやらアイドルさんが、その点以外は普段とまったく変わらずに演技に集中していつつ、口にはギャグ・ボール。みたいな。1つのドラマを1話分だけで良いから「通常版」と「ギャグ・ボール装着版」と2種類作ってみて欲しいくらいですよ。そう、とくに誰もその点にはつっこまずに。だが、そこにはたしかにギャグ・ボールがあるわけですよ。台詞も「あぁあ、あうあぅぉー」とかにしか聞こえないけどストーリーは普通に進むの。しかもよだれが垂れてくるからそれをなんとか垂れないように気を遣ってたりしてね。長いシーンだと大変ですよ。細かいカット割りならその都度よだれ拭けますからね。もう、完全に変態ですね、僕。



で、話を戻しますが。そのバラエティ番組では小学生がピンポン玉をくわえて舞台を見ているわけですよ。あくまで、ピンポン玉であり、よだれ玉ではないのですが、それを想起せずにはいられませんね。そんなに可愛い子がいたわけでもないし、ましてや小学生とか、そういう趣味も無いですけど。


そういうもろもろのご趣味がある方にはもしかしたら堪らない映像なのかも知れません。
普通の小学生が、普通にピンポン玉をくわえて芸人を見ている、という映像。


不思議な光景でしたね。



あと、昨日は「朝生」が僕としては結構面白かったのですが、なんだかだんだん宮崎哲弥氏が好きになってきました。今までは、あの人の発言の内容とかには納得できたとしても、発言の仕方と言うのかな、タイミングとか、上げ方とか、あと喋り方そのもの、声とか含めあんまり良い印象無かったんですけど。昨日の朝生見てたら、あの人の討論番組での振舞いは全部(とは言わないまでも8割は)分かってやってる気がしてきた。あえて、やっていると言うのか。あえて、今までの僕をイライラさせるような喋り方をしてきたのじゃあないかと。その方が、討論としてはともかく、テレビ番組として盛り上がるし、視聴者に分かりやすいものになるから。勿論、論の内容そのものに妥協してるとか言う意味は無くね。
あと、昨日の田原は良かった。噛み砕いてくれてたし。やっぱ強ぇなぁー、とも思ったし。
あと、慶應の教授の人も、口調が穏やかで、みんな聞いちゃうんだけど、強いときと弱いときの差がありすぎる気がした。最初の方は凄い強いなぁ〜って思って見てたんだけど。そして何より一番冴えていたのは小沢遼子氏で間違いないでしょう。あとは、国際政治評論家だかなんかのおばちゃんが福笑いみたいな顔をしていたのが印象的。八木氏はいまいち。山本一太はテレビ出過ぎ。


※追記:別にわざわざ書くことじゃあないですけど、「強い」「弱い」とかわざと子どもみたいな言い回ししてるんですよ。その方が直感的に分かりやすいし。