文明の利器と口調について

テクノロジーってすごいね。


ときに、明らかな違法性のある行為をその主目的として開発されたテクノロジーっていうのが世の中にはありまして。まぁ、A国では合法でもB国では違法、ってパターンなんかもあるかとは思うのだけれど。B国で、B国内での、B国人によるB国法に違反する使用を前提に製作されたものってありますよね。そういうのって、いい悪いの話は別として、その「言い訳」って結構面白いですよね。違法性とか絡む話だと、例出すのもちょっと難しいけど。要はある種類の風俗店なんかもそうなんでしょ?テクノロジーじゃないけど。そのシステムは明らかに違法なんだけど、そこは暗黙の了解として、自由恋愛によるもの、と言うことにしてみたりとかさ。行ったことないんで本当のところは分かりかねますが。
例えば、音楽CDに入っている曲データをパソコンにコピーして保持するのは、「個人的利用」だかなんかの範疇なら許可されるわけでしょう?そうさせたくない人たちがCCCDとかって言う似非CDを作った・・・と言うのはまた別の物語だ、として。
あるCDを持ってる人がそのデータをコピーして、CD本体(ディスクそれ自体)が無くても曲を鑑賞することが出来る。
同じことをCD持ってない人がやると、つまり、持ってないCDの曲データをパソコンにコピーして保持していた場合、それって違法行為ですよね。
で、そのためのソフトウェアが開発された場合、ですよ。
コンシューマゲーム機のPC用エミュレータなんて分かりやすい例なんじゃあないでしょうか。個人で、自分の持っているゲームのデータを吸い出してプレイする分には違法性は無い、と。でも、自分でゲーム持ってるなら大半の人はわざわざ吸い出さないぞ、と。じゃあこれ何のためのソフト?みたいなさ。そのときの言い訳。
「いや、これは特殊なプレイ方法を試したい人向けの云々」じゃああんまり面白くないけどね。ダメだ。良い例が浮かばないね。けど、消すのもしのびないので、このまま載せますが。


あと、口調。
あれ、俺、この人に対してどういう口調で喋ってたっけ??とか。二人称はどうしてたっけ?とか。たまに思うんですよね。


今日も、久しぶりに会う友人と遊びまして。
あれ、こいつは俺のこと呼び捨てで呼ぶけど、俺はなんて呼んでたかな?
とか、
「○○ちゃん」って愛称で呼んでたはずなんだけど、今言うとなんか違和感あるなぁ
とか。
そもそも、俺、こいつに対して、こんなにぶっきらぼうに喋って良いんだっけ?
とか、
要は今の友達と、昔の友達との接し方に差があると言うか。ここ数年で自分が変わったっていうのもあるんだとは思うんですけどね。
あと、久しぶりに田舎に行ったりすると、おじいちゃんやおばあちゃんにどういう口調で喋ってたっけ?とかね。敬語ってのもなんか余所余所しい気もするけど、なんかあまりに馴れなれしいのもなぁ…とか。その辺は自分の年齢とかも関係あるんでしょうけどねぇ。


そして、さっき久しぶりに(って言っても正月に実家で会ったが)兄貴から電話がありまして。途中で、ふと、「あれ?俺、兄貴にこんなにフレンドリーにタメ口で話して良いんだっけ?」とか思っちゃって。
別に、敬語で話したことなんかないはずなんだけど。年子だし。ずっと兄貴なわけですからね。本人に兄貴とは呼べませんけど。別にタメ口で普通に話してたはずなんだけど。特に離れて暮らすようになってから、兄貴にどう口聞いて良いのか悩む気がする。仲も悪くはないはずなんだけど。ものすごく良い、ってわけじゃあないかも知れないけど。尊敬もするし。その辺も引っかかるところなんだけど。1コ差でずっと一緒にいた兄なんだけど、なんかある程度の年になってみると、結構今までのことを感謝したり、尊敬したりする部分もあるなぁ、とか思って。それが普通のタメ口に違和感を与えている原因なのかも知れない。
まぁ、実際会っても普通にタメ口で喋りますけどね。

そう、兄とは、お互い一人暮らしするようになってから、つまり大学生になって以降始めてちゃんと二人で会話したような気がして。
それまでも家で会話は全然してたし。中学入るまでは同じ部屋で二段ベッドに寝てたし。
なんだけど、二人だけでする会話って言うのが変に緊張すると言うか。緊張って言うとまたニュアンスが違うんだけど。なんか違和感があるんですよ。


なんなんだろうね。久しぶりに会う友達もそうだし。親もちょっと迷うときあるもんね。親父なんかには特に、敬語になっちゃうときもたまーにだけどあったり。それは、真面目な話する年になったからなのかなぁ。成長ってことかな。
妹にも思うしね。普通に名前呼び捨てで呼ぶけど、久しぶりに実家帰ったときとか、最初は微妙にさん付けから始めてみたりね。そこまで大きく意識してやってるわけじゃないけども。


だいたいが、ここに書く口調もバラバラだよね。きっと。あんまり前の記事読み返したりってしないから確信は無いけど。よく読んでくれてる人がいたとしたらその人の方が知ってるはずだなぁ。


そう、最近、ちょっと前からだけど、友達とか後輩にもくん付けとかするようになっちゃって。意識してってわけじゃないんだけど。今まで普通に呼び捨てにしてた奴でもなんだかそれに違和感覚えちゃって。酔ってたりすると基本的に馴れ馴れしくなると思うけど。
だから、最近、前と違ってくん付けとかさん付けとかで呼ばれるけど、なんか距離とられてるのかなぁ、とか思っちゃうような方がいても、特に理由は無いと言うか正確には当人も分かっておりませんのでご理解、ご協力をお願いします。
もっとも、そんなことに気をつけてるような人ってどれだけいらっしゃるのか分かりませんが。


いつも思いつきで書いて推敲もしないので読みにくいブログにお付き合いいただきありがとうございます。


そう、また思いつきで締めようとしといて続くけど。
くん付けとかの件は前に、自分の喋り方があまりに偉そうだと思っちゃったときがあって。ぶっきらぼうで偉そうな感じがしてしまいまして。それから、半分意識、半分無意識で気を遣ってるのかもねぇ。


上品でスマートで知的、且つくだけていて親しみやすい喋り方が出来るようになりたいものですね。


そもそも、早口で喋っちゃうとことか、結構聞き取りづらく喋っちゃうとことか。機嫌悪そうに喋っちゃうとことか。直さなきゃいけない気もします。


でも、ここ最近は、聞き取りづらかったらしく、聞き返されても、極力繰り返さないようにしています。そうすると、相手は意外と分かっていることが多いことに気付かされます。あと、聞こえない程度のことだったら聞き流してもらっても良いのかな〜、ってのもあります。きっと、伝えたいことだったら、喋り方とかもそうなるはずだし。伝わるはず。


いや、でも、喋るのって結構難しいよ。


あ、ここも脳内再生で喋りながら書いているので(さすがに発語はしていません)こんな変な口語体なんだと思います。僕、基本的に書くときも読むときも脳内再生しないと無理なんですよ。小説読むときも。台詞なんかはだいたい感情とか抑揚付きで再生されてるし。
だから、(ちゃんと)読むのは遅いと思います。
書くのは結構速いはずです。キーパンチと脳内喋りの速度はだいたい一致しています。が今、「して」のところでミスタッチをしてしまったのでちょっと遅れました。また「まし」でミスりました。面倒くせぇ。


おしまい。


(また、「まい」でミスりました。「おしまし」ってなんだ。)