大きくなったら気分屋さんになるの!

気分屋。なんかちょいとしたSFにでも出てきそうだな。


そのときの状況に合わせて、お好みの「気分」を買える。


今日は雨だから、気分だけでも「爽快」で行こう。


取引先の部長の奥さんのお葬式なんだけど・・・、別に面識も無いしなぁ。
気分だけでも「悲しい」、買っとくかぁ。


これから彼に会うんだから、ちゃんと「嬉しい」とか「楽しい」買っておかなきゃ!
あ、「大好き」忘れてた!

ってドリカムかと。


とかって。


いや、本当はそんな話がしたかったのではないのですが。
そういう「装置」はもう出てるね。それこそSF小説とかで。


昨日あんなことを書いたんだけど、今日はまったくエウレカ見る気起きず。
昼起きて、いいとも見て、風呂入って支度して。リハスタ行って。帰って。


その後はなんかずっとPCの前で音楽聴きながら、新しいサイトのデザイン考えたり。イラスト書こうとしてまったく出てこなかったり。やっぱりテーマをちゃんと決めないとな。自在に書けるほど能力があるわけでもないんだし。
さっき聴いてたBOARDS OF CANADAの3rdが良かった。
今はMUM。そういう気分なのかな。


ちょっとコピペを。



懐古厨の特徴

  1. 次世代機のスペックやグラフィック賛美を聞くと脊髄反射的に「ゲームの本質は〜〜」みたいな感じの独りよがりな理論を暑苦しく語りだす
  2. 「グラフィックが向上することはいいことだ」という当たり前の事実が理解できない
  3. というか「グラフィックが凄い→ゲーム性低い」という短絡思考しかできない
  4. ゲーム環境はモノラルテレビにコンポジット接続
  5. 聞かれてもいないのに「俺の中の歴代FFランキング」を語りだす
  6. 過去のゲームをやたら美化してるくせに、内容はロクに覚えてない
  7. 攻略本やネットを駆使してクリアして「最近のゲームは簡単すぎる」などと言う
  8. 「読み込み時間に慣れる能力」が欠如している
  9. 明らかに読み込み時間が遅くないゲームで読み込みが長いと文句を言う
  10. 自分たちのニーズがとっくにメーカーに切り捨てられたということを認めようとしない
  11. 頭が硬直しているので、絶対に3Dの良さを認めない
  12. 有名ゲームしか知らないくせに最近のゲームはつまらなくなったと言う
  13. 基本的にゲームが下手糞。でも自分ではうまいと思っている
  14. 何の根拠もなく「ゲームに声はいらない」などと言う
  15. ムービーが始まるとスタートボタン連打。飛ばせなくても連打
  16. ストーリーがウリのゲームで会話シーンをボタン連打で飛ばすという、まるで懐石料理に醤油をドバドバかけて食べるような下品な事を平気でする
  17. 昔のゲームの良さが説明できない。「ゲームバランスが」「世界観が」等の誤魔化しが得意
  18. 「フィールドのないRPGは糞」とか、明らかに食わず嫌いでしかない発言をする
  19. 「昔からゲームをやっている人はみんな今のゲームは糞だと思っている」と本気で思っている
  20. ドラクエ2のブリザードザラキFF3のラストダンジョンのような明らかな「理不尽」でしかないものを「手ごたえがあってよかった」と豪語する
  21. 「最近はストイックなゲームがない」とか不満を口にするくせに、アンサガやTOD2の良さは認めない
  22. 自分に良さがわからなかったゲームは糞」という偏狭な思考
  23. 「製作者のオナニー」という表現が大好き


だってさ。別に僕は、まぁこういうところで言われるところのFFだと8以降、とか。面白いと思いますけどね。所謂、「やりこみ」は昔からそんなに好きな方じゃあないんですが。兄がドラクエのレベルを99にしてたのとかは正直意味わかんなかったし。
まぁ、僕が「やりこんだ」って言えるのはロマサガ3のトレードくらいでしょうかねぇ。ロマサガ2と3は全体的にもやりこんだ感はありますけど。


で、便宜上番号ふってみたこのコピペ。
1,2,3なんかは本当にそう思う。本気でこう思ってる頭固いやつは「懐古厨」と言っても良いと思う。当然グラフィックが全てじゃないけど。良いに越したことはない。って言うとまたちょっと違うけど。要は、「粗い/荒い=悪い」「綺麗=良い」じゃなくて。それこそ音楽、使う音の話と一緒で。必要とする音なり画像なりを扱えるかどうかって言う問題で。「粗い」画像が適切な表現である場合もあれば、最新の技術を駆使したリアルな3Dグラフィックが適切な場合もあるし。ただ、僕は3D酔いするけど。そこはちゃんと人体工学の人とかと連携して上手く回避して欲しいポイントです。
ドット絵も好きだけど。ドット絵の良さっていうのは、想像力/想像する余地云々とかよりも、「制約の中での最大限の表現」って言う美しさだと思います。これはゲーム音楽にも似たようなことが言えて。
「PSになってから音楽が糞になった」とか言う人が・・・――ドット絵崇拝の方々よりは少ないと思いますけど――いるなら、それは違うと思う。勿論、好みとかの問題はあるけども。それぞれ、その時代にあった美しさはある、と思う。
特に最近思ったのは、PS、PS2になってからの音源の進化で一番良いところに出てきた音色はピアノだっていう。ファミコンスーファミetc...じゃ生ピアノの音ははっきり言って無理でしょう。厳しい。それを仕組みはよくしらんけどPS(の特に中期〜後期)辺りから綺麗な生ピアノが鳴らせるぞ、と。そこに目をつけた作曲なりマニュピレータの人は偉いと思う。っていまさら僕が言ったところでアレなんですが。シンプルに生ピアノが鳴る。そりゃ、ピコピコした音とは全然違う魅力なんだけど。
あと、技術が向上すると、多くの場合(表現は悪いけど)"下位の"音色なりビジュアルもより綺麗に再生できるでしょう。おそらく。24ビット/96KHzの録音の中に8ビットの音を混ぜる、的な。アナログとかって言われるとまた話が違っちゃうんだけど。
まぁ、あとは最終的には作ってるのは人で、世代も変わりますから。そして自分の世代なり境遇なり思考なり嗜好も変わると。人は変わると。
そうなれば、――それこそ最近ラジオで伊集院氏が言っているように――メインターゲット層では無くなると。少年じゃない人が「少年誌」批判をする、と。
まぁ、実際少年たちも少年誌なりを面白いと思ってるか、昔の方が面白い作品があるとか思ってるのか。うん。上記コピペの10関連ですね。


7も本当にそう。情報化と言われて久しい時代ですが。何事もコンビニエントでありますので。まぁ、普通に一周目は何も見ず/聞かず自力でクリアしますよね。少なくとも僕はそうです。それで二周目やるかは別ですが。


要はね、色々あるけど、想像力が乏しい、ってのは確かだと思いますよ。ネット徘徊してるとそうでもない気もしますけど。そう言ってる僕も想像力乏しいのかもね。


この辺前々から思っていることに通じるのだけれど。「沸点が低い」ってのはすごく幸せなことなんじゃあなかろうか。
些細なことでも面白いと思える。
これを、本人が「沸点が高い=評価が厳しい=レベルが高い=俺は見る目がある」とかって思ってる人が勝手に「低い」とか言ってるだけで。
草食獣が肉くってるやつに対して「肉食うなんてきめぇw」とか言ってるのと一緒ですよ。
雑食の僕たちとしては。「たち」って誰なのか。
好き嫌いは無い方が良いし。
勿論、「味オンチ」「味覚異常」では困るんだけど。その辺はまた生物としての本来の機能、とかもあるしなぁ。面倒だなぁ。ぼかぁ、しあわせだなぁ。
「イタイ」とかってのも、まぁ正直僕も色々思うときありますけど、要はこういう表現って自分にわからないことの切捨てなんですよね。それで自分を守ってるだけ。こういうの哲学科のひとたちはなんて呼ぶんですか?
無理な話だけど、わからないことなんて、無い方が良い。
無理だけど。無理だから、せめて目の前にあるもののことくらいは知っておきたいし。
好きなものについてくらいは知っておきたいし。
接することがあるんなら知りたいし。
シャットアウトするのも必要かもしれませんよ。
けどねぇ。
本当につまらないことで馬鹿みたいに騒いでる人たちを見ると、それが電車内とか街中なら、大抵は、「やたら沸点が低い→馬鹿」みたいな感じで迷惑だと感じますけど。
でも、僕らが笑えないことで笑えてる人って幸せなんじゃあないのか。
その人たちが僕らが笑えることで笑えなかったりもするのだが。
じゃあ、両方で笑えるのが一番良いだろう。そりゃあ、人だから幼児期より環境的影響により形成された「好み」なりあるだろうけど。それはあって然るべきだから。
その上で、後、残りは全部楽しみたい。楽しんだ方が絶対得だろう。
楽しむって行為はそれこそ与えられるもんじゃあないでしょう。
受身で見始めても、やりはじめても良いから。楽しみ方は自分で見つけないと。
そもそもそれも楽しいのであって。


そうは言ってもアンサガは僕にも相当キツかったです。クリアはしてません。
ただ、河津秋敏氏のゲームだと思うと。納得は非常にできるんですよね。
真の河津ファン/河津ゲーファンはきっと楽しんだことでしょう。
そもそも一介のゲームファンがそこまで製作サイドのこと考える必要があるかはアレですが。


そうは言ってもMOTHER3が2Dのドット絵な点には大変好感が持てますが。
適材適所。


前から思うのだが、今のDVDの容量フルに使ってスーファミ後期くらいのグラフィックの超大作作って欲しいよね。ムービーとかいらないから。(←この辺、僕も立派な「懐古厨」かも知れませんね。)それか、セルアニメ級の絵を自在に操作できるやつか。2Dの限界、的な。そんな大作やる暇も金も無いけど。なんて。
どっかで誰かが言ってたけど、昔と今はゲーム1本に対する値段、と言うか。手に入れやすさが違う、と。単価もまぁ、一時期に比べてまた高くなってるけど安いし。そしてなにより子供が金持ってるんだよね。俺も見ようによっちゃあそう思われる側かもしれませんけど。



それはそうと最近涙もろく。
こないだの日曜は見てないから、その前の『ちびまる子ちゃん』の「たまちゃん、大好き」だとか言う話で泣き。先日MXテレビで放送してるのを偶然見た『銀河伝説WEED』でまた泣き。エウレカ見ててももう何度か泣きそうになった。まだ泣いてないけど。
WEED、良いんですよ。高橋よしひろ大先生原作の犬漫画です。犬ばっか出てきます。たぶん犬しか出てこないんじゃあないか?よく知りません。犬が喋ります。犬しかいないし。犬だけどスゲー漢(おとこ)です。漢漫画です。漢犬漫画です。漢勝負に持ち込みます。
たしか、原哲夫先生は高橋先生のアシスタントやってたんじゃあなかったっけ?
それに、高橋先生の師匠は本宮ひろ志先生だと。
どう見ても漢漫画家の系図です。本当にありがとうございました。


ちなみに、同門(?)には宮下あきら先生(『魁!!男塾』)もいらっしゃるようです。
参考 http://www.peak.ne.jp/~ktr/Comic/assistant.html


なんか脱線し過ぎて今どこにいるのかわかりません。


そろそろやめにしませんか?


とかって。ノエル(ロマサガ2)だって分かった人とは友達になれそうです。



ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます。



って。これが河津クオリティ。
それこそ「殺してでも奪いとる」とかね。
台詞書いたのが河津さんかどうかは知りませんが。


最後に。
ゼノサーガってのは要はキャラゲーなわけです。突然ですが。
EP1,EP2とやりましたけど。
これは要はアニメ作品のファンが最近(最早最近ってわけでもないけど)はやりのメディアミックスだかなんだか言う流れにのって「アニメと同じ製作スタッフです」とかなんとか言われて。時系列的にはアニメの過去にあたる。とかで、これで作品世界がより深く楽しめる、とかで。
買っちゃうような。そんなエウレカセブン TR:1 NEW WAVE (DVD-VIDEO同梱)みたいな。


参考(amazonのカスタマーレビュー) http://www.amazon.co.jp/gp/product/customer-reviews/B000A41FKA/ref=cm_cr_dp_2_1/249-8385432-1973907?%5Fencoding=UTF8&s=videogames (特に下の方とか)


似ている。ゼノサーガってゼノギアスのそれにあたるんじゃないかと思ってしまいました。
どちらもフォーマットはゲーム、それもRPGですが。RPGですか?
もっと大衆的な例をあげるなら『踊る大捜査線THE MOVIE』とか。「ファンなら」っていうコメントが付きそうなやつ。僕は『踊る』好きだから面白く見られたけど。『交渉人―』以降は未見ですが。
それでもきっとEP3が出たら買ってしまうんだろうなぁ。
まぁ、ファン以外にも一部そういうの好きな人には受けるんだろうけど。
最初にこういう商売はじめた人誰でしょうね。
作る側の気持ちもわかるけどね。商売。じゃなくて。創作。としての。勿論商売抜きには作れませんが。


あと、続編とかシリーズ物のフォロー的な評価って、必ず「○○でなければ良作」とか「××というシリーズだと考えなければ普通に面白いとは思う」とかって書かれますよね。
それこそ懐古主義者だと思うわけで。ミュージシャンもそうだよね。「△△のアルバムと考えなければかなり上質なポップス作品ではある」的な。
その「○○」なり「××」なり「△△」も変わるっつうの。
いや、気持ちはおおいに分かるけど。
そんなに変わるんなら看板変えてくれ、的な。
そもそも看板で選ぶわけじゃないってか。それは決して多数ではないよね。
でも、本当に力ある人は表面的に変わっても本質は変わらないと思う。
それが一人か特定の複数の人が作っているのなら。


そうかそうか。板前の変わった老舗料亭の苦労なんだな。
看板はそうやすやすと下ろせない。
そこで若女将の奮闘ですよ。見逃せない。


本当に何が言いたいブログなのかわかりませんが。ちゃんと読む人いるのか。
本人の考えが定まってないってのに。


板長が急にイタリアにかぶれ出した老舗料亭とか大変なんだろうなぁ。
それこそ「「料亭○○」のメニューと考えず、創作イタリアンとしては秀作」って。
そういうことか。じゃあしょうがないか。


創作は難しい。
作る側。受け取る側。


「レベルが下がった」のではなく「質が変わった」だけなのか。


いつまでも炎天下をダッシュさせ、水を飲ませないコーチはやっていけるのか。



いや、なんだかんだそういうのも好きだ。昔気質。


そういう、一本筋の通った懐古主義は良いんじゃないかな。それが石頭でも。
でも聞く耳持たず、はやっぱり嫌だな。意味のある、昔気質。
それが本当に表面的でない。それこそ「気質」て言葉がしっくりくるような。


懐古ではなく、必要な表現としてのヴィンテージ感。という存在。



温故知新。


上善水の如し。