いろいろあるんだけども

ここに書こうと思うようなことはいっぱいありまして。


たとえば、先日、生まれて初めて小劇場で公演する小劇団を見たり。
高校生の時分に一緒にバンドやってたようなやつが主演する舞台で。
まぁまぁ面白かった。けど、やっぱり話がどうこうよりも、
知ってるやつが演技してるところを見るってのは不思議な感覚ですね。
まぁ、あと、これは行く前から思ってたんだけども、あいつも頑張ってるし、俺も頑張らなきゃ、的な。
まぁ、実際見てみたらあんまりそういう気持ちでもなかったんですが。


最近思うのは、ダブルスタンダードで良いんじゃあないかっていうことです。
逆のことを同時に思ったりするもんですよ。けっこう。
簡単に、楽観的に考えようとする一方、難しく考えたり。
どっちも、真理なんじゃないかと思うんですよ。今は。
そこを無理に一本化する必要なんて全然無いんじゃあないかなと。


あとは…なんかあった気がするんですが毎度のことながら書き始めると忘れますね。


あ、世間は狭い。ってのはちょくちょく思うことですが、実際に狭いんだな、と思いましたよ。


先日、学校からの帰りに、親から頂いたありがたい仕送りをおろして、その足で、眠いし、ちょうど良いや、ってことで四谷まで歩いていったわけですよ。
四谷は、新宿から新宿通りを東に行けば、まぁ20分くらいで着くわけです。
って言っても、JRの四谷駅なんかはそこからさらに15分から20分くらい歩くんですが。
とにかく、地名が「四谷」になるのにはそんなにかからなかった。
しかし、四谷は怖いところですね。
まず、地図がほとんどない。
うちの近所なんか散歩してても、地図見たいな〜って思う頃にはだいたい周辺の地図がありますからね。それが四谷には全然無いんですよ。
さらに、四谷は自転車が速い。
これはそのとき思ったことなんで、実際他と比べてどうだ、とかは責任とれないですけど。
やたら速かった。だから怖かった。
それから、四谷三丁目は大通りを挟んでいるので紛らわしい。
これは、僕の目的地が四谷三丁目だったんですよ。住所だけはわかってて。
それをたよりに電柱なんかに貼ってある住所の表示を頼りに歩いていったんですが。
これが、なかなか見つからない。
1番地違いのところにいるはずなのに、見回してもそれらしき店は無いし。
で、上記のように地図も無いもんだから。
警察署なんかはありましたけど、警察に道きくのもなんですからね。
負けた気がするしね。
で、歩きまわって、結局見つからなくて、駅前なら地図あるんじゃあないか!ということで、JR四谷駅の前に行って、無事地図を見て、なんだ!こんなとこなんだ!とか思って戻ろうとしたら、なんだか見覚えのあるギターの背負い方をしたやつがいるじゃあないですか。
カズマくんですよ。
まぁ、彼が四谷在住とは言え、この広い東京の中、偶然にも同じタイミングでその場にいるとは。
だって、これは僕があと5分早く地図を見に行っていても、彼があと5分遅く家を出ていても、出会わなかったわけですからね。
それでもたまたま出くわすんだから、世の中狭いもんです。
物理的距離にしても時間的なもんにしても。


で、四谷で何してたかって言うと、アコギを買いにいったんですね。
いい加減借り物をずっと弾いてるのもなんだし。
ちょっといいなぁ、と思ってたギターのちょい傷品で安いのがその四谷のギター屋さんにあったもんで。
で、試奏して。
すごく良くはなかったんだけども。まぁ、値段を考えると。
悪くはないし。
ちょっと足りない気がする部分と、逆に今までのに慣れているから新鮮な部分があり。
まぁ、低音は多少ならマイキングとかで補えるかなぁ、と思いまして。
買っちゃいました。
決め手は、店主のおじさんがすごくいい人だったこと。
やっぱり、人ですよね。


あと、PCのメモリを半ば衝動的に増設いたしました。
これでRAM2G!
安かったから、つい・・・。
でも実は現状足りてないのはメモリよりもCPUの処理速度だったりします。
まぁ、メモリあって損は無いので。


あとは、今日、まさに今朝なんですが、授業で、国吉清尚っていう人の展示を見てきました。
壷とか華器とかオブジェとか土瓶とか、まぁ、焼き物。骨董っていうか。
僕は全然骨董を見る目とか無いですけど、なんか凄みって言うか。
独特の雰囲気はありました。重み。
それは、予備知識のせいなのかも知れないけど。
でも、変な例えかもしれませんが、こりゃ、容易に曲つけらんねーなぁ。とか思いました。
もうね、そりゃあ、やり方なんでしょうが、ソフトシンセの音なんかじゃあどうやったって敵わないって言うか。
かと言って、今の僕の腕では生楽器でも到底及びそうにないんですが。


なんか、先生が、自分ちにある普通の食器なんかと並べると、到底釣り合わない。みたいなことを言っていて、それがちょっと分かりやすい気がしたので。
じゃあ、もっとわかりやすく音楽と並べてみよう。
とか思って。想像してみたのですが。
いくつかの作品は本当に凄い気がしました。
これは、うちの大学の曾津八一記念博物館でやってます。
ついでに2階の常設展示も見たんですが、さっきの国吉清尚より全然古い、それこそ中国の漢のころのやつとか、弥生土器とかもあったんですが、なんて言うか、重みがいまいち見えてこなかった。やっぱり人が見えてこないからかと。
まぁ、でもその中でも日用品ぽいやつの方がそれを使ってたすげー昔の人のこととか想像すると、ちょっと鳥肌たちますよね。
それこそ、大英博物館とか行ったときもそうだけど、昔の人の生活が背景にあるものって、やっぱり重みがある。不特定なんだけども。
あと、人が沢山死んだところとか。
所謂「霊感」ってやつはたぶん無いんだと思うけど、でも、さすがにああいう場所は凄いゾクゾクするし、気分が重くなる。
けど、それもやっぱり、プラシーボっつうか、予備知識によるところが大きいんだろうなぁ、なんて思ってしまったりもするんだけど。
何も知らずに行っても感じるもんなんだろうか。


そういう意味では、この情報過多の時代に「知らずにいる」ことってけっこう素晴らしいことなのかもなぁ。うらやましいって言うか。


まぁ、それでも僕は知りたがりなので。
外出中でも気になったら携帯からgoogleしますし。
google”が他動詞として辞書に載ったらしいっすね。


そのわりには知らないことだらけなのでやんなっちゃうんですが。


【現在のBGM:YELLOW MAGIC ORCHESTRA/Y.M.O.