世間は狭く、丸く、美しい

あと、美味しい。


今日、友人でもあるSuiseiNoboAzのライブを見に渋谷O-nestに行ってきたんですよ。
対バンの方々も、ARTLESS NOTEさんといい、ヨルズインザスカイさんといい、すごくかっこよかった。
行ってよかった。
そんな中、最も僕にクリーンヒットしたのが、マヒルノさん。


もう、なんて言っていいのか。わかりやすく言ってみるとプログレサイケと言うか。
ほとんど全部が良かったんですが。
こういうの見ると、「かっこ良い」とかじゃなくて「うらやましい」って思っちゃうんですよね。
卑しい性格なので。自分がそこまでのことを出来ていなくて「悔しい」でもない。
もう「うらやましい」なぁーって。


そんで、それだけ良かったら物販でCD買うわけですよ。
2枚あったんで2枚とも買いまして。300円だったし。
それで、ちょっと外で何曲入りなのかなー、とか思って(パッケージ表面にはそういった表記は無いので)開けて、中のブックレット(ってほどでもないけど、まぁジャケットの2つ折になった紙ですわな)を取り出して、見てみたんです。
あぁ、4曲入りか。
最後の方にメンバー紹介もしてたけど…
へぇーヴォーカルの人ってこういう名前なんだ・・・!?



どうも、見覚えのある名前なんです。
しかも、割と珍しい苗字。僕はその苗字の方に、今まで一人しか会ったことない。



ん?
あの人か?
ライブ中は髪の毛とかで顔は見えなかったからなぁ。
いや、でもたしかあの人はああいう髪質(パーマ)だったよな。当時から。


とか思ってたら。
ライブを終えたそのギター・ヴォーカルの人がフロアに降りてきたんですよ。


やっぱり。
たぶん、あの顔は。


・・・と、いうことで。
なんと、高校の軽音楽部の先輩だったんですよ。
1コ上の部長だった方でして。
恐る恐る、「あの、○○高校の出身じゃないですか?」
とか話しかけてみたら、向こうも僕の顔に見覚えがあっていただけたようで。


世間って狭いなぁ。
いや、しかし、あの先輩があんなにかっこいいバンドをやっているとは。
まったくもって自分のことではないのですが。
「俺の親父、ケーサツなんだぜ!」とか言ってるガキと変わらないかそれ以下のレベルですが。
でもなんだか嬉しいのです。
先輩も、当時の軽音の先輩の代で今もバンドをやってるのは先輩入れて2人だそうで、僕が今もフリーターでバンドやってるって話をしたらなんか嬉しそうにして握手を求めてきました。
俺も頑張らねば。


しかし、「マヒルノ」かっこよすぎ。
紛れも無く現代を生きる「プログレ」。